基本方針・推進体制
サステナビリティ方針
本資産運用会社ではESG(Environment:環境、Social:社会、Governance:ガバナンス)への取り組みを重要な経営課題と位置付けております。その推進のため、本資産運用会社では以下のとおりサステナビリティ方針を制定しています。
- 持続可能な環境への貢献
運用物件の環境性能の向上という社会的使命に応え、エネルギー消費、CO2排出、水消費、廃棄物排出など運用物件が環境へ与える影響の継続的削減や有害物質の削減・適切な管理を通じて環境負荷を低減し、環境面での持続可能性に貢献します。 - 多様な社会への貢献
運用物件が社会へ与える影響を考慮し、多様な社会の実現に貢献します。テナントや地域コミュニティの安全・安心、健康と快適性、多様性の確保等に努めます。 - ステークホルダーへの責任
PM会社との連携、投資家、テナント、取引先や地域コミュニティなど、運用物件やファンドに関わる様々なステークホルダーとの対話を重視し、不動産のアセットマネジメント会社として責任ある投資運用を目指します。 - 魅力ある職場の実現
従業員の活躍を支援する取組みや職場環境の整備等により、魅力ある働きやすい職場を目指します。研修などの教育・啓発活動を充実させ、従業員の能力を最大限に引き出すことに努めます。 - 規律ある組織体制の構築
コンプライアンスやリスクマネジメントの徹底を図ります。国際的なESGイニシアティブにもコミットし、また、ESGに関する情報開示を積極的に行うことで、規律ある組織による規律ある不動産の投資運用を目指します。
2018年9月5日制定
ケネディクス不動産投資顧問株式会社
環境方針
当社役職員は以下の環境方針に基づき投資運用を行います。
- 環境法令・規則の遵守
環境関連法令・規則を遵守し、環境に配慮した投資運用を推進します。 - 省エネルギー対策の推進
資源やエネルギーの重要性を意識し、運用する不動産において省エネルギー対策の計画的な取り組みを推進します。 - 環境負荷の低減
環境に与える負荷の低減を意識し、運用する不動産においてCO2削減、廃棄物削減、リサイクル推進等の対策に取り組みます。また、有害物質や環境汚染物質の取り扱いに十分注意します。 - 環境情報の公開
投資主、テナント、取引先等の様々な関係者に対し、環境方針や環境への取り組み状況などの必要な情報開示に努めます。 - 環境教育・啓発活動
社内における環境教育・啓発活動により、当社役職員の環境意識の向上に努めます。
2015年10月22日制定
ケネディクス商業リート投資法人
ケネディクス不動産投資顧問株式会社
サステナビリティ推進体制
サステナビリティに関わる業務については、本資産運用会社商業リート本部に設置した「サステナビリティ委員会」が中心となって推進します。
サステナビリティ委員会は、商業リート本部長を委員長とし、商業リート本部各部長を委員として構成されます。原則3ヶ月毎の開催とし、社会情勢や本投資法人の運用状況を踏まえながら、サステナビリティに関する方針や目標、各種取り組みの検討、モニタリングなどを行います。サステナビリティ委員会で検討・報告された内容は、資産運用会社の商業リート本部運用委員会及び本投資法人役員会へも報告されます。
ケネディクスグループのマテリアリティと関連するSDGs
ケネディクスグループではステークホルダーや社会とともに持続的に成長していくために、特に取り組んでいくべきマテリアリティ(重要課題)が設定されています。マテリアリティによる機会とリスクを認識し具体的な取組みを行っていくことで、事業活動と社会の両面における課題解決を目指します。また、マテリアリティへの対応を通じて、SDGs(持続可能な開発目標)への貢献も目指します。
ケネディクスグループのマテリアリティ
重要テーマ及び関連するSDGs | マテリアリティ |
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持続可能な環境への貢献 | エネルギー消費量・CO2排出量の削減 |
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水消費量・廃棄物量の削減 |
環境配慮のためのテナントとの協働 | |
多様な社会への貢献 | 環境や社会に配慮した不動産の提供 |
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レジリエンスの向上 |
少子高齢化社会への対応 | |
ステークホルダーへの責任 | 顧客満足度の向上 |
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コミュニティへの貢献 |
利益相反の防止 | |
魅力ある職場の実現 | 人材の確保・開発・維持 |
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従業員の健康と快適性 |
ダイバーシティと機会均等 | |
規律ある組織体制の構築 | コンプライアンス |
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リスクマネジメント |
責任投資へのコミットメント |